ご近所のレトロ愛好家の車庫である。
先だってまで、SR311があったが今日は117XGに替わっていた。
このクルマを見ると昔の友人を思い出す。
彼は、このクルマを手に入れると、休日には一日中乗り回し、降りたのは飯とトイレの数回だと笑った。
深緑の117クーペと共に生きたヤツである。
最近九州に帰ったとの噂があるが、今はどうしているだろうか?
さて友は別として117である。
このクルマは1970年代一世を風靡した。
優美な車体は、カロッツェリア・ギアに在籍していたジョルジェット・ジウジアーロのスタイリングによる。
イタリアで開催された国際自動車デザイン・ビエンナーレでは、見事名誉大賞を受賞した。
当時私たちは、何よりもうねるようなスタイリングにしびれたもんだ。
そう言えばいすずは、ベレット、ジェミニなど、車種は少ないがなかなか良いクルマを出した。
ピアッツァ?ん、アレはどうもなじめなかったが
脱線した。117である。
技術的には日本で初めて電子制御燃料噴射装置を搭載、
4座のラグジュアリークーペとしてのカテゴリを確立した車でもあった。
さらに特筆すべき点として、
本車は発売開始以来の10年間に1台も廃車が出なかったとの業界記録を持つそうで、
長期生産にもかかわらず総生産台数は86,000台ほどで、今日なおファンの人気は根強い。
ここのお宅の方とは面識がないが「もし、大切にしてくんなさいよ」と、パチリンコ。
ついにフジのFX30に収めさせていただいた。