墓じまいとはなんですか?

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墓じまい「年間16万件」の衝撃…寺院経営にも深刻な影響、日本の墓「2,600万基」のゆくえ

 

3/15(日) 10:00配信 THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)

 

少子高齢化と人口減少が進む日本で「墓」をめぐる環境が大きく変化している。家族や一族が代々受け継ぎ、先祖の供養を通じて家の歴史をつなぐ存在でもあった墓だが、近年では「守る人がいない」「管理できない」といった理由から、「墓じまい(=整理)」するケースが急増している。

 

墓をめぐる変化は統計にもはっきりと表れている。厚生労働省の「衛生行政報告例」によると、2023年度の改葬件数は16万6,886件に達し、過去最多を更新した。(以下略)

墓じまいとはなんですか?

ニュースでいう「墓」の正体はいったい何でしょうか?

墓は昔から、先祖とのつながり、家の歴史を象徴する場所として代々受け継がれてきた。
また故人の命日やお盆などの祭礼日には親族が集まり、交流する場にもなっている。

まあ、この地球上に住む様々な動物の中で、墓を設えるのは人間だけだ。
とすれば、これこそが人間らしい姿ともいえる。

魂の存在など信じないものまでが、墓の前では謙虚になり手を合わせる。

墓が絶対的に必要かと問わば、合理的には全く必要ではないが法律的に必要である。
だって魂がないと思っているのだから…無くても何の不都合もないのだが…の不思議。

刑法第190条(遺骨遺棄罪)では「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、
又は領得した者は、三年以下の懲役に処する」と定められ、ごみに出したり放置したりすると犯罪になる。

墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)第4条では、 埋葬や焼骨は墓地以外の場所でしてはならず、
違反すると罰金や拘留の対象になる。当然自宅の庭などに埋めるのもNGだ。

遺骨を処分したい場合、散骨(海洋・樹木葬など)、永代供養墓、または寺院・自治体の供養サービスを利用する。
これらは法律に沿った方法で、事前許可や専門業者が必要となる。
たとえ不要な遺骨でも、親族の合意と正式手続きが不可欠で、独断はトラブルを招く。

ということで、誰かが亡くなれば自然墓が必要になる。

現代的解釈で言えば、墓は、遺族が故人を偲び、冥福を祈るための「記念碑」「祈りの場」としての役割でしかない。

その場が、寺付きの墓であるなら、それはお寺さんの生業の原資になる。
ゆえにそういう墓を維持するには相当の金がかかる。

さて墓じまいである。

墓じまいは、主に子孫の負担軽減や無縁墓化防止のために行われる。
後継者不在や高齢化で、お墓の管理やお寺との付き合いができなくなるため、自分の代で解決する方法だ。

地方から都市部への引越しで、お参りが難しくなる場合や、価値観の変化(シンプルな供養希望)も理由となっている。

さてその場合、問題になるのが遺骨の扱いだ。

お墓を解体(撤去・更地化)したら、遺骨を取り出し「改葬」しなければならない。
ゴミとしての廃棄は法律違反(刑法190条)になる。

ただし、家の押し入れに遺骨をしまう(保管する)のは、法律上問題ない。
墓地埋葬法第4条は「埋葬・埋蔵」を墓地以外で禁じているが、室内での「保管」は対象外で合法だからだ。

墓終いで一般的に行われている遺骨の行き先は、永代供養墓・合祀墓(寺院や霊園が永代管理)、樹木葬、納骨堂、散骨(海洋・山林、許可制)がある。

これにより、経済的・精神的な負担を減らしつつ、故人を適切に供養できる。

少子化が進むと墓じまいも多くなる。

だからもうじきこの世を去る身ともなれば、最初から墓など作らず、散骨して憂いをなくす方が理にかなっているのかも知れない。
故人を偲ぶ方法は、別に、墓や仏壇が無くても、写真一枚あれば事足りる。

 

今日の一句

彼岸より父の声する牡丹餅

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