「SMR(小型モジュール炉)」が日本を救うⅡ

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日本人の悪いところは、一度失敗するととことん後ろ向きになるところですね。

太平洋戦争で原発落とされたらビビりまくり、非核三原則なるまじないで手足を縛って今になって往生している。

東日本震災、津波による福原発事故では、一億総国民が震えあがり、あの小泉元首相までが脱原発キャンペーンを張っています。

日本人はたった一度の失敗で、もう駄目だ!とあきらめる。

しかし何事も挑戦しなければ、子や孫、そしてその子の時代には日本はどうなってしまうのしょうか?

この慢性的な後ろ向き体質を改善するには、今何が必要なのでしょうか?

やはり教育でしょうか?それとも何らかのショックを与える事でしょうか?

で、そのショックがやってまいりました!

それは戦火とともに中東からやってきた。第三次オイルショックとして!

米・イスラエルのイラン攻撃により、戦争が勃発、ホルムズ海峡が封鎖、タンカーの運航が停止したのです。

株価は一気に急落し、油価は一時1バレル120ドルまで急騰、現在90ドル前後を行ったり来たりしています。

戦争が早く終わればよいですが、トランプが言う4週間で果たしてそれで終わるでしょうか?

原油輸入中東依存度95%と高い日本は、この戦争が長びけば日本経済は奈落の底へとまっしぐらです。

兎にも角にも早急に新規の原油確保が必要です。そして安定した電気の供給をどうするか?

幸いにして現在の発電に石油が使われているのは 7~8%です。

ところが、油価が上がると連動してLPG(液化ガス)、石炭も上がります。そうなると当然電気代も上がります。

日本の電気はその多くが化石燃料を炊くことによって作られているのです。

発電構成の割合は以下の通りです。

2023-2024年度実績、火力発電は65~68.6%(LNG 29~33%、石炭 28%、石油等 7~8%)

そして再生可能エネルギーは約26~27% (太陽光: 11%・水力: 7.6~8%・バイオマス: 4~6%・風力: 1%・地熱: 0.3%)

さらに原子力が 8~8.5%(再稼働進むも震災前3割の1/3)です。

この構成を何とかしたい。何とかしないと電気が高騰してしまいます。

それにはまず、今ある原発を早急に再稼働し、そして近い将来はSMR(小型モジュール炉)建設に舵を切ることではないでしょうか。

SMR(小型モジュール炉)の世界的な普及は2030~2035年になると予想されているのです。

再エネ推進派は鬼の首を獲ったかのように再エネ推進を訴えますが、あれはダメです。
やればやるほど深みにはまります。

何が問題かというと、先ず再エネ賦課金なるものが無いと商品力が全くない与太電気であることが致命的です。

そして環境破壊、廃棄時の放置問題等々、近い将来二進三進もいかなくなるでしょう。

再エネは今すぐ新規建設を止め、再エネ賦課金制度も廃止する。

そして石炭火力及び近い将来、SMR(小型モジュール炉)にシフトすることです。

ええ、脱炭素は「脱・脱炭素」へシフトです。当然です。

電気代を抑えることをしなければ、もの造り日本の製造業が成り立たないのです。

ところが、日本人の「一度失敗したら後ろ向きになる」傾向は強く、福島事故のようなトラウマが原発反対世論を形成しています。

これを何とかしたい。何とかしないと、子や孫の時代になって日本人は地べたを這いずることになる。

這いずって地べたの虫で食いつなぐ惨めな日本の姿が想像される。

日本人を前向きに挑戦する姿に替えるには、先ず、学会やマスメディアの体質改善と学校教育の改善が急務です。

挑戦意欲を形成することが、ものすごく大事になっていきます。

大学は文学部なんていらないです。紫式部はどこの大学も出ていません。

理数系、工学、医学、農学など生きるための術を学ぶことに中力しましょう。

啓蒙の現実策は以下の通りです。

1. 学校教育の改革

  • 理数系重視: 小中高で「エネルギー工学」「リスク管理」を必修化。SMRの安全な自然冷却メカニズムを模型実験で体感させる。
  • 失敗から学ぶ: 太平洋戦争や福島を「教訓」として教えるのではなく、「挑戦の過程」として位置づける。エジソン「電球1000回失敗」並みの成功事例などを率先して教える。

2. メディア・SNS戦略

  • インフルエンサー活用: ホリエモンや落合陽一氏のような「挑戦派」がSMR実演動画を連発しているのは良い傾向。電気代15%減試算を家庭目線で検証する。
  • 対話型コンテンツ: 「原発反対派vs賛成派」の公開討論をTVやYouTubeなどで生配信する。TVは偏った番組を作るのではなくイデオロギー、感情論をとどめデータで議論させる。
  • 身近な危機感: イラン戦争が長引けば、電気代は2倍程度になる。→「SMR(モジュール原発)なら2030年に解決できる」とビジュアル化する。

成功事例から学ぶ

  • 韓国: 福島後でも原発比率60%維持。国民教育で「エネルギー自立=国防」と結びつけ、反対派は少数にとどまっている。
  • フランス: 70%原発依存。学校で「電力の奇跡」と教え、国民が誇りに思っている。
  • 中国: SMR(小型モジュール炉)を国策で強行している。失敗より成長を選び、既にACP100実証中。
    ※ACP100は、中国が開発した小型モジュール炉(SMR)の代表モデルで、「玲龍一号(Linglong One)」とも呼ばれている。

もうこれを見ただけで日本が如何にガラパゴスかがわかりますよね。

わたしは、このことを知らない日本人が結構いるんじゃないかと思います。

小泉元首相が脱原発に宗旨替えした事実は、日本人の負け犬根性の象徴です。

挑戦することを忘れているのです。たった一度の失敗がなんですか!

先般行われた日米首脳会談では、高市首相が、小型モジュール炉(SMR)を含むエネルギー開発に最大730億ドル(約11兆5000億円)を投資すると約束しました。

わたしはそれは日本でやるべきだと思っていますが、それでも政府が脱原発からの脱却を模索している意欲を感じます。

SMRはまず手始めに、企業が率先して導入したらよいと思います。

トヨタ・ソニー等が自社データセンターや自社工場にSMR導入すれば、成功モデルとして全国に宣伝できます。

 

今日の一句

着膨ゆる老母の如く山笑ふ

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