昔若い頃、欧州を旅した時、先ず自分的に旨いと思った料理は無かった。
といっても、社会人になりたてだったビンボ人のわたしには、高級レストランなんか入れるわけもない。
そもそも今日の今まで、旨いものの味を知らない。
もっともそれは、食にまったく関心がないことも大きく影響している。
だからどんな粗食でも大体は耐えられる。
サバイバルにはもってこいの性質と体質だ。
だけど、ドイツのキャベツの酢漬け(ザワークラウト)だけは、今でも印象に残っている。
さっぱりしてるし、肉料理にはぴったりの付け合わせだ。
ザワークラウトは、キャベツを塩漬けにして乳酸発酵させた伝統的な保存食で、酸味が特徴だ。
いいよねえ、あの微妙な酸っぱさがたまりません。
黒酢なんかのむっと来るところは皆無。断然いけますよ~~♪
ザワークラウトはアマゾン等でかえば安直だが自分で作った方がはるかに安い。
で、この頃、自家製のザワークラウトにはまっている。
作り方は超簡単!キャベツを適当に刻んで、1.5~2%の塩を振って揉んで、広口瓶に漬け込むだけ。
これだけで本場のドイツに近いものが作れる。
と云っても、気を付けたいことが一つある。
それは徹底的に殺菌してから仕込みに掛かること。
手はもちろん、器、包丁まな板、何もかもだ。
キャベツに触れるすべてをアルコール消毒して掛る。
ビン詰めは徹底的に強く押し込んで空気を抜く。
これも雑菌繁殖を抑える重要な要素だ。
わたしの場合、スプーンの丸っこい底の凹面に指をあてて強く押し込む。
押し込んだらサランラップで空気を遮断して完了。
で、この時期は寒いけど、キッチンの温度で3~4日で発酵が始まる。
色が緑から黄色に変わってくるからそれがわかる。
酸っぱさの度合いはお好みのところで冷蔵すれば落ち着く。
ただ黄変せずに黒ずんできたら失敗だ。雑菌が繁殖したのである。
だからザワークラウト作りで失敗しないためには、徹底した消毒しかない。
今日の一句

ザワークラウト仕込んで独逸冬嵐