地球上の最強動物はライオンであろうか?
はたまた、ゴリラか、ゾウか?アナコンダか、クジラか、シャチか?
シュルツか、白鳳か、オーフレイムか?
人類が君臨する遙か前は、おそらくテラノサウルスであろう。
しかして、今日我が街を蹂躙しているのは、極微の生き物、H5N1型ウイルスである。
完全防備と自己主張する鶏舎にまんまと侵入した忍者のごとくある。
007も形無しである。
もっとも、1万分の1mmと云う大きさが、あらゆる場所への侵入を可能にしている。
空気に乗ってさえ侵入可能である。
わずか1mmの穴でも大きすぎるくらいでこの世に、侵入不可能な場所は無い。
こいつの困ったことは、鶏族の危機だけではない。
いずれ変質し、人類に感染するのが確実視されている事だ。
もし、人間に感染が始まれば、玉子の値上げどころの騒ぎではない。
国家破滅の危機である。
ここに、こぞって、白装束で処置に汗を流す理由がある。
そんなやばいウイルスは、完全焼却しかないと思うが、
今回の我が街じゃ、焼却炉が足らず、石灰撒いて地中に埋めているそうな。
おいおい、石灰程度で大丈夫やろか?
はて?
ワタシのつるつる脳細胞が余計なことを考えて空滑りする。
地面の中で増殖して、またそぞろ地表に出て来やしないかえ?
春近し、今日は日差しもまぶしい。そろそろ啓蟄も近いぞ。