蒲郡市の飲料水連絡管はなぜ使われなかったか?

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愛知県企業庁が34億円掛けてこさえた同県幸田町、蒲郡市間に整備した、飲料水連絡管が2002年に完成後も1度も使用されていないことが分かった。

完成後、同市同町に深刻な渇水が2度もあったにもかかわらずである。

そもそも県民はこのような連絡管があったことさえ知らなかった。

秘密の抜け穴のような存在である。

その抜け穴に34億円も使われてしまった。

これを造った人は全く良い面の皮である。

なぜ使用されなかったか?の県民の問いに、県は「災害に備えた設備で使用しないことが理想的。一度使えば水垢が付く。管が腐食する」との苦しい釈明。

災害とはなんぞや?

渇水だって立派な災害である。

そもそも水を流すすための管ではないか!

流水試験も行われていないそうだから絶句ものである。

そこにとある疑惑が浮かび上がる。

水が流れていないのになぜか浮かび上がる。

否、水が流れていないからこそ浮かび上がる。

水がほしい・・・

蒲郡市、幸田町の市民町民が渇水で難儀していたニュースは、TV新聞でワタシも知っている。

県民ならみんな知っている。

あの地域は川が無く水事情には気の毒に思っている。

まさか、このような給水管があることを知っていたら県への抗議が殺到したであろう。

知らないから、もう一つダムがほしい。是非ほしい・・・設楽ダムはこのようにして計画された。

同地域の水不足解消には必須の条件なのである。

飲料水連絡管がなければ、ダムに頼るしかない。

ゆえにこの管の存在は絶対に秘密である、と誰かが思った。

設楽ダム実現はこの地域の悲願であり、県民の総意と云うことになった。

この飲料水連絡管の存在によって、ダム必要論は大いなるまやかしであったことに気がつく。

世論はそう傾くに決まっている。

日本は官僚主導に乗った自民党一党独裁の政治が長く続きすぎた。

水も淀めば腐る。政治も行政も腐る。

彼らは政商とグルになり予算に群がるシロアリのような存在である。

日本という国家を覆う巨大な蟻塚を造った。殺虫剤が効きにくいシロアリである。

だから本当はダムが必要なのではない。ダムという利権が必要なのである。

「小さく産んで大きく育てる」この言葉がダム推進派のシロアリたちの合い言葉だという。

そう言えばダムの実行予算は計画予算の数倍にふくらむことがあたりまえになっている。

工期だって半世紀もかかって完成しないものだってある。

ダムが必要ではなく利権が必要なら「ハハ~ン」と頷ける仕儀だ。

いま自民残党は自民党政治時代の負の遺産についての言い訳に躍起になっている。

ワタシにはそう見える。

しかし言い訳をすればするほど自民党の天下は遠のく。

永遠にやってこないことを望む。

もしかしたら消滅か?

無駄なものへの借金で首が回らなくなっているとしたら、自民党のやったことはひどい。

国民はそうバカではないのである。

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