一日一日の変化は僅かながら、確かに時は刻まれ、気がつけば、緑だったツタも紅葉している。
人もまた、知らず知らずのうちに歳を重ね
あのあこがれの美人女優も、命あるものの宿命へと行っちまった。
同級生のおとっつあんやおっかさんが「立て続けに亡くなった」
と、在所の母が寂しそうに云い、おなじ年頃の母に慰めの言葉もない。
それを聞いたワタシだって人ごとにあらず、母とは20歳違い。
いつの間にか折り返し点は遙かに過ぎ、ゴールがかすみ見える。
老眼が進んだ霞み眼におぼろげながらも確かに見える。
嗚呼、人の命は僅か100年足らず、100年経てば一億総国民総て黄泉の人。
そのいのち短き人間が、八ツ場ダムなんぞに半世紀も掛けて未だ仕上がらずとは!
予算大幅オーバーの3200億円もつぎ込んで未だ仕上がらぬとは!
そいじゃ、金はダムじゃないところへ流れて行っちまったか?
ダムダムダム・・・の無駄。
嗚呼、ひとの智慧のなんと浅はかなるものか。