明日(8日)は雪が降る、とニュースで言うものだから
故郷の峠のライブカメラを覗いたらザンザン降りよ。
思い出したよ。
もう数十年も前に、この峠で滑って往生したことを。
滑ったのは、運転技術が幼かったこともあるが
当時の車の完成度が低かったからだ。
なにしろわたしの車は、FRの2駆で、しかもABSも付いてなかった。
滑りどめはチェーンを巻いただけだった。
諏訪から和田峠までは雪道でも何とか上れた。
が、和田峠のトンネルを抜けると
真っ白テカテカの道が曲がりくねって眼下に光ってござる。
流石に肝が冷えた。大いにビビった瞬間よね。
わたしはこの地の出身者で雪道は知ってるけど
なんたって運転初心者で雪道運転なんか初めてだったもの。
ビビった心がすぐさまハンドリングとブレーキングに伝播した。
左カーブで、ズルッとケツを振った瞬間ブレーキを踏んじゃった!
いかんよねえ。雪道で急ブレーキ踏んじゃ。
ハンドルを左右に小刻みに切って駆動を回復すればよかったのだ。
まっ、それが咄嗟に出来ないのが雪道初心者ともいえる。
けど、滑って突っ込んだのが、幸いに、山側だから助かった。
谷側だったらお陀仏だったかもね?
車から出て途方に暮れていると
下から上がった来た数台の車が止まってくれて
数人で、ヨイショッ!と持ち上げて道路に引っ張り出してくれた。
幸いに車はバンパーを破損しただけで済んだ。
「まだまだ滑るとこがあるだに、気いつけていきなせえょ…のん」
言葉からこの地の方だと思われた。
「ホントにありがとうございました…」
流石にこの地の方言を混ぜるのは止めた。
その日から家人は、わたしの雪道運転を軽蔑している。
何年かして白樺湖の下り坂でまた滑ったから…
だけどね、車をデリカのスターワゴンの4駆にしてから
和田峠も白樺湖の急坂も白いテカテカ道も余裕で走破した。
だからわたしが雪道で滑ったのは、やはり、車の性能が半分以上あると思うのね。
雪道を走るのはヤッパシ4駆がいいよ。断然。
今日の一句

凍み豆腐揺れて紅(くれない)の浅間かな