勝ってしまったのは2位狙いだったエルスである。
全英オープンゴルフは14番まで断然トップをキープしていたスコットが
後半突然乱れボギー連発!勝利を逃した。
5位からスタートしたエルスは、2つスコアをのばし7アンダーパーで油揚げをさらった。
決勝ラウンドは、ピンはますます難しくなり、おまけに風が吹いてグリーンは硬く、かなりタフになっていた。
こんな中でレッシャーを抱えたゴルフがいかに難しいかを改めて見せられた。
上位がことごとくオーバーパーの中で、エルスがスコアを伸ばしたのは褒めるに値する。
期待のタイガーは、スコアを崩したがかろうじて3位タイにとどまった。
ラウンド中のタイガーは吠える場面もなく、意気消沈し年老いた猫だった。
18番で帽子をっ取った時、すっかり後退し始めた頭が悲しげだった。
日本の期待の星、藤本は、早い時間に上がっていたが、7オーバーパーで54位タイと初出場にしては健闘したが、
日本人ゴルファーの実力が哀しいほど低い事を証明した。
初日アンダーパーでまわり一躍脚光を浴びた武藤は、案の定藤本より深く沈没してしまった。
このところの日本人のメジャー挑戦はことごとく跳ね返され無残である。
こうなったら韓国のように、国家の威信をかけて世界に通用するゴルファーを育ててほしいものだ。
コーチには日本人の体格を熟知している韓国人のコーチが向いているかもしれぬ。
欧米のコーチがする指導に堪えられる骨格を残念ながら日本人はもっていない。
胴長短足にベストなスイングの確立が先決である。
胴長が、足長のスイングをいくら真似をしても世界は獲れまい。
サカタのジュニア養成スイングは、ニッポンでは一時脚光を浴びたが、世界には通用しないだろう。
密かにビデオで学んだワタシにだって合わなかったもの・・・は余談である。
さてさて、世界のメジャーを制する日本人ゴルファーは果たして出てくるのだろうか?などと、寝言をほざいているせいか目が冴えて未だ眠れぬ。
もうAM3時半を回った・・・
スコットもタイガーも悔しさと虚しさで眠れないに違いない。
エルスが眠れないのは思いがけず勝ってしまった余韻である。
同じ眠れないのなら後者のほうがはるかに良いに決まっている。