名古屋市長選の結果は、日本保守党、減税日本が担いだ広沢一郎氏が、
自民・立憲・国民・公明の推薦を受けた前参院議員の大塚耕平氏を抑え制した。
その勝利の瞬間に、日本保守党代表の百田氏と事務総長の姿はなかった。
そりゃそうだ、今や、日本保守党の信用は、百田代表の「子宮摘出」発言でガタ落ち、
世界中から女性蔑視との批判が殺到して、とても選挙応援どころではなかった。
選挙選最高潮時に、彼らの選挙カーもシンボルの青い幟旗もすっかり姿を消した。
そんな彼らは、当選後のお目出度い席に顔を出すことさえ憚れる。
今や世界中で、百田代表の名は、女性差別者として石破総理より有名なのである。
その批判に耐えかねて、事務総長は選挙戦たけなわの11月19日にミャンマーへトンずらした。
SNSでは「すわっ!逃亡か!?」との憶測が飛び交った。
日本保守党には代表の差別発言のほかに、寄付金の領収書問題も渦巻いて、いまだ解決に至っていない。
しかしである。事務総長の真骨頂「徹底的にズルく、あざとく」はこのピンチの時に顔を出す。
なんと!ミャンマーから、安倍昭恵さんを交えてユーチューブ番組を流し日銭を稼いだのだった。
なるほど、彼女は転んでもただでは起きない。まるで秦の趙高のようであるな。
彼女の信条、「徹底的にズルく、あざとく」が強く顔を出した瞬間である。

有本香の信条は「徹底的にズルく、あざとく」である。
だから彼女は、ミャンマーへ飛ぶ時、昭恵さんがミャンマーにいることをかぎつけていた。
この辺は「徹底的にズルく、あざとく」が信条の彼女のことだから抜かりはない。
彼女のあざとさは、ユーチューブ番組や日本保守党の立ち上げ時を見ればよく分かる。
どっちも、言い出しっぺは百田氏だ。あの御仁はさすがに小説家である。アイディアはすぐ出る。
しかしその運営は、となると、それはあざとい有本氏の方が数段上だ。
お二人は丁度良いコンビなのである。どっちもご自分だけでは機能しない。
ともあれ、先の選挙で、日本保守党は議員を3人も出して、立派な国政政党になった。
国政政党になると、政党助成金が入り、最早彼らは公僕、一挙手一投足が注目され下手を打てば袋叩きになる。
何時までも「徹底的にズルく、あざとく」では通用しない。
しかし「三つ子の魂百まで」は、恐ろしく真理を突いた言葉だ。
いくら頑張っても、おそらく本質的に変わることはないだろう。
よって日本保守党を維持するには、河村氏が運営するほかはない。
でなければ早晩党は自滅する。
ふつうに考えれば、百田氏と有本氏の引退以外にはないが
「徹底的にズルく、あざとく」が信条の事務総長に、その覚悟があるか否や?
百田代表?えぇ、あの方は事務総長がいなければ存在できません。