凶弾から生還したトランプの強運と、オルバン首相の「ヨーロッパの愛国者」プロジェクトとは。

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先般米大統領候補のトランプ氏が銃撃された。

氏が視線を変えて首を傾けた瞬間、銃弾がトランプ氏の右耳を打ち抜き後方にいた支援者の一人を射殺した。

まさに、九死に一生を得たと言うに不足はない。

私はこの時トランプ氏の運の強さを感じた。

この強運をそのままに、このまま行けば、90%以上の確率で、氏が次期米国大統領に就任するだろう。

そうなると世界が変わる。

世界は右傾化する。つまりグローバリズムからナショナリズムへの転換が起こる。

さらにいえば、トランプについていけないものは、西側では生きずらくなる。

EUにもトランプを待望する指導者がいる。ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相である。

氏の3月の米国訪問は、ホワイトハウスを素通りして、トランプ前大統領をフロリダの別荘に訪問した。

EU首脳は、今も米民主党と共にバイデン大統領を囲んでいるが、オルバン首相はすでにその輪を離れ、「米国の政権交代は、米国のみならず、世界にとってプラスになるだろう」と、踏んでいる。

そのオルバン首相に今年後半の欧州議会の理事長の椅子が巡って来た。

欧州議会の理事長は輪番制である。今年の後半は、オルバン首相の腕の見せどころとなる。

オルバン首相は欧州各国で煙たがれている右派の筆頭である。

強烈なトランプ支持者としても知られている。

そのオルバン首相が、なんと、欧州理事会の理事長を引き継いだ翌日の2日、キーウにゼレンスキー大統領を訪問した。

EUは、蜂の巣をつついたように騒然となった。

オルバン氏は1963年生まれで、ハンガリーの伝統を重視する保守の政治家である。

国民の支持は高く、しばしば5割を超える。

1998年から2002年、さらに2010年から現在までは4期続けてハンガリー首相を務めている。

極めて知的で、冷静で、しかもヒューマニズムに富んだ欧州で唯一まともな指導者なのである。

しかし、氏の保守的で愛国的な思想は、左傾化しているEU上層部としばしば対立する。

今回、欧州理事会の理事長となったオルバン氏が、トランプに倣って“Make Europa great again!”をスローガンとして掲げた。

そのため、EUの指導者たちは吃驚仰天おののいた。

EUの政治家の間では、トランプ大統領は完全に悪魔化されているからである。

思えばEU結成の元来の目的は、アメリカとアジアに対抗できるヨーロッパ圏を作ることで、脱炭素でも、難民の無制限受け入れでもなかった。

それが左傾化するとともに変遷し、今では脱炭素、移民政策に邁進している。

ちなみにオルバン首相は、トランプ氏が大統領ならウクライナ戦争は絶対に起こらなかったとも断言している。

オルバン首相とEUの意見の相違は他にも多々ある。

例えば、氏はウクライナへの武器や資金のこれ以上の供与には断固反対している。

また、中東からの不法移民の受け入れは断固拒否、ロシアのガスボイコットも反対。

LGBTを広めるような教育を小・中学校で行うことは禁止等々。で、考えてみれば至極真っ当な政策だ。

驚いたことに、これらの論点のほとんどが、「ハンガリーvs.その他の全てのEU加盟国」という構図になっている。

しかし、オルバン首相は今、EU改革のために、早急に右派勢力を結集させる必要性を感じた。

右派連合「ヨーロッパの愛国者」の結成後、「愛国心のある政党は参加してほしい」と呼びかけ、フランスのル・ペン氏と、イタリアのメローニ首相には、仲違いをやめるよう促した。

その結果、数日後には「ヨーロッパの愛国者」に、イタリアのサルヴィーニ氏の同盟(Lega)、フランスのル・ペン氏の「国民連合」、オランダのヴィルダー氏の「自由党」など、名高い右派政党が次々と合流することになる。

「ヨーロッパの愛国者」はあっという間に欧州議会で3番目に大きな会派となった。

政治は数であり数は力である。こうなれば、これらの党は「極右」でも何でもなく、正当な政治勢力なのである。

今後、「ヨーロッパの愛国者」の代表を、最多30人の議員団を擁するフランス「国民連合」のバルデラ党首が引き受けることも決まった。

時代は急速に変化している。このようにEUも変化しつつある。

しかしである。わが日本はどうかと言えば、相変わらずの国会運営で、支持率15%台の岸田首相は辞める気配など微塵もなく、次期総裁選にも色気満々だと言う。

いうまでもなく岸田は、アメリカのポチであり、財務省の犬である。

この秋、米国大統領にトランプが返り咲けば世界情勢は一変する。

その変化に岸田はまずついていけまい。ポスト岸田には、小泉進次郎、上川洋子、河野太郎、加藤勝信、高市早苗氏等々名前が出てはいる。

けれどこの中の誰が出ても、世界の指導陣から見れば、あまりにも小粒で、とてもプーチンや習近平と渡りあえないだろうし、「ヨーロッパの愛国者」の面々や米国のトランプには到底かないそうにない。

小泉などはウンコで、河野はチャイナの回し者で論外である。

まぁ、この中でちょっとはマシなのは高市早苗氏だが、世界の指導者の中ではスッポンでしかない。

嗚呼、いつから日本の政治家はこんなにも小粒になってしまったのか?

かつて日露戦争を勝利に導いた、外務大臣、小村寿太郎のような大人物が出てこないかな。

いずれにしても、今年の秋から、世界は大変革の時代に突入し、世界はカオスになる。

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