さすが寒中と云うべきかやたら寒い.
極端な寒がりのワタシには極地のごとく感じられる。
今朝のワタシの部屋は10℃であった。
外は0℃に近いであろうか?
ホントのところ、極地の寒さなど体験したことがない者の言いぐさなど
とるにたらぬのであるが、信州育ちだから、マイナス15℃は経験している。
鉄棒に指がくっつく寒さであった。
その寒さの中で飛び回り、喉が渇いたと云っては
水道の蛇口から凍える水を飲んで平気だったワタシも、
12月には菜の花が咲く暖地に移り住んで20年、
すっかりぬるま湯に順応して、今では亜熱帯族に変身したのであった。
暖地には暖地の寒さがあると云う事である。
気温0℃は亜熱帯族には凍死する寒さである。
関東の空っ風にしごかれた超暑がりの家人も、
今朝はやけに静かにマスクなぞを付けて毛布にくるまってソファーに倒れ込んでいる。
時折響くいびきに恐れを成して、ソファーを遠慮がちに揺すると、
シジミの薄目を開けて「熱がある」とぼそり。
馬鹿め、ワタシが上げた室温を、うだうだ云っては下げまくった祟りだ。
と思ったが、めったなことで声には出せぬ。
家人の耳に届けば、身も心も凍るブリザードのしっぺ返しがワタシを襲う。
この時期のブリザードは、ワタシの命取りになる。
待てしばし、20℃の室温に耐えろ!
外に追放されても、命永らえる畑に蝶が舞うその日まで。