友人の下仁田焼き「漢羅窯」を訪ねた帰りの内山峠から仰ぎ見る荒船山は
少しばかり異形で通る人を引きつける。
実に謎めいた形をしている。
だいたいが下仁田の山々は大昔海底だったという説もあり、桂林の山々を思い出すが
荒船はホントに荒船で荒々しい巨岩の頂が特徴である。
が、幼い頃しょっちゅう観ていた佐久からの遠望は、
大仰な船の形だけが影絵のように映り、この荒々しさは想像ができなかった。
この山は、先年の9月、クレヨンしんちゃんの作者が転落死したことで、全国区になった。
何でもあの頂から崖下を撮影中に、120m転落したと云うから彼は高所恐怖症ではなかったらしい。
ワタシなどは、荒船の頂を写す時にさえ峠の橋の欄干から転落しそうで足が震えた。
だから、ああいう山には一生登ることはないだろう。