このところ熟睡が出来ない。
1~2時間ごとに目が覚めて全く寝た気がしない。
2~3週間前から体中に広がった湿疹に悩まされているのだ。
布団に入って身体が温まると一皮むきたくなるほど患部がかゆい。
かきはじめたら益々かゆく、ジンジン痛みも混ざってまるで拷問である。
うざったるい長い夜をもだえ過ごす今日この頃。
こんなにひどい湿疹は生まれてこのかたやったことがない。
医者嫌いで大概のことなら根性で治すわたしも今回はたまりかねた。
もしや?重篤な内臓疾患か?
はたまたこの頃居着いたネコアレルギーか?こんな心配もよぎる。
ついに皮膚科に飛び込んだ。
開院45分も前に並んで一番目の診察で、
ここら辺ではわりと有名な中年医師が、マスクとめがねで被われた奥から
シジミのような小さな眼をきょろきょろさせておもむろに言う。
「う~~ん。皮膚が弱いんですね、これ乾燥肌です」
「ネコアレルギーでも、内臓疾患でもありません。保湿クリームを毎日塗ってください。それで治ります」
ワタシはタオルでごしごしが大好き人間であったがこれは厳禁なそうな。
家に帰って家人にこの事を話すと「ふ~~ん」と、気のない返事で、ネコにブラシをかける。
ネコはいやがって手足をばたばたさせる。
家人は益々ぎゅうっと押さえつけてブラシをかける。
ネコも家人のおぞましい格闘姿である。
わたしは、ネコのせいだったら必殺仕置き人になって、密かに始末してやろうと考えていたが
どうやらコヤツは命拾いしたようである。
それはそうと、このアレルギーのきっかけは「ストレス」とも医師は言った。
そういう意味じゃやっぱり「ネコアレルギーだ」
家人には内緒だが、ホントはオわたし、ネコが大嫌いなのである。