新型市電に初めて乗った。
ホットラムと呼ぶ。
わたしは今まで、東京町屋線のお下がりのレトロにしか乗ったことがないから
驚きの綺麗さでやたら眩しい。
乗っている爺婆でさえ一瞬輝いて見えた。
大いなる錯覚であった。
よく見るとやっぱり煮染めた感じがした。
車内は旧型に比べて幅も広く長さも長いようだ。
一番の特徴は低床であると言うこと。
これなら乗り場からよじ登る必要もない。
わたしのゴルフで痛めた左のヒザにも優しい。
中央のドアは倍に開くことが出来る。
車内はイスが少なく広々で車いすなどもそのまま乗車出来るのだろう。
このように車両は福祉に気を遣っているが、いかんせん各停車場は道路の真ん中にあり狭く段差がある。
車いすの方が一人で乗るには危険が伴う。
介添えが必要である。
街を福祉型に作り替えるにはまだまだ時間と金が掛かる。
車両が長いためつなぎ目が2カ所あり蛇腹になっていてカーブではそこが折れ曲がる。
人間は賢い。ホントに考える葦なのだ!
自然から学ぶことを知っている。
キット芋虫から学んだのであろう。
ホットラムは芋虫電車である。
折れ曲がるのなら分岐して直角に右折して岩田球場へもいけるるかもしれないと思ったが
これは曲がらずに終点まで行く一路線専用である。
直角に曲がれない人間の賢さなんて知れている。
芋虫のほうが万能なのである。