96歳まで現役パイロット(ギネス公認)だった、高橋淳氏の献立

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96歳まで現役パイロットだった高橋淳氏のこと

ずいぶん前に、太平洋戦争時には一式陸攻の操縦士だった、高橋淳氏の談話を聞いたことがある。

氏が言うには、本当はゼロ戦に乗りたかったらしい。

が、当時としては大柄(身長180Cm)であったため、仕方なく一式陸攻のパイロットになった。

戦争中は何度も出撃したが生き延びた。

一式陸攻は速度が遅く、昼間だとやられるから夜の出撃が多かった。

敵艦を雷撃に行くと集中砲火を浴びる。

なので、離脱する時に旋回するのはだめだと言った。

敵艦を攻撃する一式陸攻

敵艦を攻撃する一式陸攻

敵は飛行コースを想定して撃ってくるから、想定外の飛び方をする。

氏はだから機体を横に滑らせた。そして海上スレスレ(高度10m)を飛ぶ。

氷の上を車で急ハンドルを切ると、曲がらずに滑ってしまうが、そういう操縦をするそうだ。

すごいテクニックだが何度も出撃するうちに習得した。

氏は何時も搭乗員(7名)を、必ず生きて生還させることを肝に強く念じていたという。

その決意があったから生き延びたと言った。弱気の言動の同志はほぼ帰らなかった。

仲間が次々やられて、ついに、最後まで生き残ったのは高橋氏だけだったという。

ちなみに氏の予科練同期は850人いたが、生き残ったのはわずか100人程度であったという。

そして終戦間近、戦況はいよいよ厳しく、ついに一式陸攻パイロットにも特攻の命が下された。

長男を除いて要請があった。

長男でなかった高橋淳氏は仕方なく手を上げたら、そこにいた全員が手を挙げたという。

場の雰囲気と言うものはそんなものであろう。

そんなパイロットたちが、豊橋航空隊で出撃待ちをしていた時終戦を迎えたという。

死を覚悟した彼らに天が「生きろ」と命じたのである。

終戦後、赤十字のパイロットや航空写真、測量などのパイロットの仕事に従事、96歳まで現役を務めた。

高橋淳氏のすごいところは、なんといっても、96歳まで現役のパイロットだったという事。

このことは世界最高齢のパイロットとして、ギネスに公認されている。

高橋氏は、長生きしたからと言って決して寝たきり老人ではなかった。

氏は令和3年12月7日逝去した。 満九九歳、享年百歳の大往生であった。

なにより驚嘆するのは、パイロットの資格維持のための視力は、裸眼で0.7以上を求められるが、高橋淳氏は1.0の視力を維持していて、検査数値も変りはなく、毎年パスしていた。

その氏の健康を支えた食事メニューが以下のものです。

高橋淳氏の献立

朝食

カフェオレとフランスパン(バター)

サラダ(レタス、きゅうり、トマト)

ヨーグルト大さじ3とリンゴ少々

昼食

とろろそば(夏場はおろしそば)

夕食

牛ステーキ(50g)ご飯(半膳)

さけ茶漬け(半膳)鍋物(白菜、ネギ、人参

シイタケ、鶏肉、豆腐)ポン酢で食べる

果物(みかん1個)

アルコール(ジンをロックで一杯)

長生きの秘訣は食事にあると高橋淳氏も言っています。

ポイントは

  • 腹八分目
  • 少量の肉を毎日
  • 朝食後は大さじ3のヨーグルトを必ず摂る
  • 一日三膳、同じ時間に摂る
  • アルコールは夕食時に軽く一杯程度
  • 野菜、穀物、豆類、肉、果実などいろいろなものを少しずつ

この中で高橋淳氏が、毎日食べていたという牛ステーキですが、上質な肉は上質なたんぱく源で、お歳を召されても最低週二回程度は摂った方がよいみたいです。

百寿者である日野原重明センセも週2回の肉料理を楽しんでいたそうです。

精神科医の和田秀樹センセも同じことを言っています。

実際、少しぐらいコレステロール値が高くても、あるいは小太りであっても、「肉を食べてきた人がいちばん長生きする」と、医学博士の柴田博センセも著書『長寿の嘘』で、データをいくつも挙げて述べています。

もっともいくら食生活がきちんとしていても、ストレスにさらされていては到底長生きはできません。

高橋氏はこのことについては申し述べていないが、たぶん自分なりに、ストレスをためないでいたのだと思う。

ストレスを溜めない秘訣

現代はストレス社会です。その中でストレスから逃れることはなかなか難しいことですが、せめて落語や漫才などを毎日聴いて、大笑いして、ストレスを溜めないことです。

笑いは百薬の長

笑いは百薬の長

程よい飲酒は百薬の長といわれる様に、笑いも百薬の長であることは、日本医科大学リウマチ科の吉野槙一教授の実験によって証明されています。

実験概要は、20~62歳の男女19名に、約3時間、漫才や喜劇などで大いに笑う体験をさせ、直前と直後に採血し、ナチュラルキラー細胞の働きの度合い(NK活性)を調査した。

直前の値が基準値(正常範囲)より低かった5人は、笑いの体験後に全員の値が上昇。

直前が基準値だった5人は、直後の検査で全員が範囲内でも特に高い数値を示していた。

直前の値が基準値より高かった8人は、全員が基準値以上をキープ。

結果的に、平均レベル以下の数値だった人は、笑いの体験によって軒並みNK活性が上昇し、その変化は、がん治療に使われる免疫療法薬の投与による上昇速度より、はるかに速かったという。出典:「笑いと免疫能」

わたしたちは経験的にストレスから逃れる方法を知っています。

夜の酒場でワイワイやって、大笑いをしている方々が大勢いることは何よりの証です。

と云っても、へべれけになるほどの深酒は厳禁です。

むしろこちらは短命につながります。

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