円安が進行している主な要因は、日米の金利差と日本の貿易収支の悪化である。
このような状態が続けば「1ドル・200円~300円もありえる」などと恐ろしいことを言うエコノミストもいる。
日本の金利が一向に上がらないのは、失われた30年が要因で30年間給料が上がらず経済成長してこなかったからだ。
なので金利を上げてデフレに戻るのが非常に恐ろしい。日銀(政府)は、金利を上げたくとも怖くて上げれない。
それでも円安が続くとさすがにポーズは見せた。2016年2月から実施したてたマイナス金利を解消、0.1%の利上げである。そんな利上げじゃ円安は止まらない。
4/15日には34年ぶりの円安を記録。なんと154円を突破した!
インバウンドが盛んになり、来日したとあるフィリピン人は「日本はフィリピンより食費が安い!」なんていってる。
こんな世情を見ると「日本はついに後進国になってしまったか!?」と背筋が寒くなる。
日本人は昨年からの急激な物価上昇で食料品やガソリン価格が上がって、零細企業や庶民は困窮する。
日本の内情はインフレと円安、そして薄給で八方ふさがりだがともあれ、アメリカは2022年3月、金融引き締めに転換した。つまり金利を上げたのだ。
日本は上げたと言っても政策金利が0.1%だから焼け石に水と言っていい。
政策金利の差は2024年4月現在でなんと!5.4%だ。
今日、米国債2年物利回りは4.50%、日本国債2年物利回り0.25%で推移している。
日米の金利差が大きいので、投資家は円を売ってドルを買う。よって円安が続くことになる。
円安を止めるには日米の金利差を縮める以外にはない。
もう一つの要因、貿易収支の改善は当分おぼつかない。
日本はどうにも動けない袋小路にはまっている。
ただ円安によって、財務省の外国為替資金特別会計(外為特会)だけは40兆円もの為替差益を産んでいる。
だから財務省は、この際、40兆円のあぶく銭を全部吐き出して国民に配ればよいと思う。そうすれば一人あたり40万円の所得になるから消費が増える。4人家族なら160万円になる。
消費が活発になれば、企業は儲かり、企業が儲かれば税収が増え消費税収も増える。従業員の給料だって上げることができる。
政府が適時に金を使えば、停滞気味の経済が回りだし、インフレ傾向に振れればやがて金利も上げられる。そうして円安が転換しドル円レートが110円ほどになれば物価も安定するだろう。が、財務省のしみったれ根性ではそれはできまい。財務官僚が業突張の集団であることは日本の不幸である。
財務省は、人のものは俺のもの、俺のものは俺のものの銭ゲバなのだ。入った金は一円でも出したくない。
金は寝かしておいても価値は生まれない。腐る。使ってこそ価値が生まれる。
それにしても、貿易収支の改善と円安、何とかならぬものか?
企業は円安なのだからこの際、海外から日本に戻って来るべきだ!が、人手不足とやらは障害になる。
わたしはそれをAIを駆使した自動化で解消できると信じている。
例えば医師の診断や手術などをAIでやる。しかしそれをやると必ず既得権益とぶつかる。医師会はこぞって反対するだろう。病院がストを起こすかもしれない。
これは何も医師会ばかりではない。あらゆる産業に当てはまる。
しかしこれを乗り越えない限り、人手不足は解消されない。解消されなければ企業は戻らない。貿易収支の悪化は止まらない…日本は低迷する、と言う悪循環に浸ることになる。
しかし人手不足を外国人労働者に頼ることは、将来に禍根を残すことになるから絶対に避けねばならない。
アメリカやドイツでは大変なことになっている。移民政策の失敗は明らかだ。
バブル時代の話しをする。
私事であるが、わたしは30歳で家を建てた。”30にしてたつ”を実践したのだ。親のスネなしで…
バブルの走りの頃である。その時の住宅ローンの金利は7.62%だった。
今の人が腰を抜かすような金利だが、それが正常だと私は思っている。
ジャパンアズナンバーワンと言われた時代…
わたしの会社では、毎年10%近く給料が上がり、30歳で年収600万円になった。しかし仕事もした。休みだって土日の連休は隔週だったし、繁忙期には、深夜放送を聞きながら帰る日々だった。
給料はみなし換算で毎月の月給は変わらないから実に安定してたシステムだった。そこに年二回のボーナスが付く。
労働に関しては、いまは政策そのものが変だ。働きすぎ改革とか冗談じゃないよ。働いて稼いでどこが悪い。
えっ!?過労死?事故?そんなブラック企業は辞めちゃえ!
奴隷じゃないんだから…
だから過労死も自己責任ていうことも何パーセントかはある。
日本が貧しくなったのは、日本人が働かなくなったせいもあると私は考える。もちろん働いちゃいかん!と音頭をとった政府が何よりも悪い。
いまでは週休二日は当たり前、中には週休三日もあるらしい。
進次郎が真っ先にとった”男の産休”なんてのも、昭和の時代じゃ考えられなかった。
会社は社員が結婚して子供ができても、妻子を養えるほどの給料を支払わなければならない。
子育てだって立派な社会貢献だ、子供はやがて日本を支える原資ではないか!それこそが少子化対策の一番重要な部分だと思う。
そんなことを言うと、会社が潰れてしまうとかいうんだろ?
そんな会社は潰れてしまえ。世のため人のためだ。
冗談言っちゃいけないよ。
企業の内部留保は1980年に50兆円程度だったが、2020年には466兆円に膨れ上がっている。尚、2023年の就業者における非正規雇用の割合は40%近い。(総務省の 労働力調査)
下図は2015年までのものだが、内部留保、非正規雇用とも右肩上がりで推移している。
この金額を業者への支払いや従業員への給料に支払っていたら失われた30年はなかったかも知れない。
諸悪の根源はグローバリズムを推し進めた連中だ!
その連中が失われた30年をけん引し今日の日本を招いた。非正規社員を増やす政策を実行した極悪人でもある。竹中平蔵はその中心にいた代表的な悪代官である。
もう一つ悪法がある。それは消費税だ。
諸費税導入によって消費が減りGDPを押し下げた。
物を買ったら罰金払えっていったい何を考えているんだろ?ものが売れてこそ経済は活性化する。それにペナルティをかけるなんてなんと愚かな政策だろう?
それを言うと欧米では日本より高い…と言って財務省のポチがわたしたちを騙す。
なにも日本より劣る欧米の真似をする必要がどこにある?我が国独自の税制があってもいじゃないか?
だから消費税は即時撤廃せよ!
そして非正規雇用は禁止にせなならん!
あれは現代の奴隷制度ではないか!?
非正規が正社員になれば生活は安定するし、その分金が市中に出回り経済が活性化する。
さらに、吐き出せよ内部留保!
それはもともと、下請け業者や従業員たちが貰うべきものだった。どうしても出さないと言うなら、税金で吸い上げたら良い。
この三つを成し遂げたら日本は再び復活する!とわたしは信じる。誰が何と言おうとわたしは信じる。
国民が豊かになれば税収だって増える。このように回るのが正常な経済ではないか!?
……
今日はあまりのニッポン経済のダラしなさについ愚痴ってしまった。
それにしても、昭和は遠くなった。嗚呼、あの時代が懐かしい…





