師も注意喚起「挑戦するな、死ぬぞ」 東京新聞の「カラスの生食」紹介が波紋
2023年03月08日 12時30分リアルライブ
東京新聞が7日に公開した記事の中で、カラスの生食文化を紹介。実際に試食した感想も明かし、ネット上で波紋を広げている。
問題となっているのは、7日に東京新聞のウェブ版で公開された「<突撃イバラキ>カラス肉の生食文化 究極のジビエに挑戦」という記事。記者が取材で知り合った男性にカラスの刺身を勧められ、2月に茨城県ひたちなか市で行われたカラス料理愛好家の集いに参加したという内容になっていた。
記事によると、記者はカラスのむね肉の刺身、焼いたモモ肉を食べたとのこと。刺身は醬油漬けになっていたとのことだが、完全に生。なお、記者が後日県の担当部署に確認したところ、刺身は食中毒のリスクがあるとして苦言を呈されたとのことだった。
しかし、この記事に対し、医師で小説家の知念実希人氏はツイッターで「ジビエの生食はマジでやめて……挑戦するな、普通に死ぬぞ……」と呼びかけ。
また、知念氏のツイートをきっかけに記事が拡散され、ネット上から「ぞっとした」「醤油漬けにしたって殺菌はできないでしょ」「記事で広めるな」「鳥インフルエンザの真っ只中でやばいのに生食なんて…」「狂気の沙汰」というドン引きの声が集まっている。
野生鳥獣肉、いわゆるジビエ肉の生食は、E型肝炎ウイルスや食中毒菌、寄生虫などに感染するリスクがあることで知られている。
記事内では「伝統食」への偏見をなくすことが世界平和に繋がるというニュアンスの文章が書かれていたものの、ネット上では賛同の声は見られなかった。
カラス肉の生食には絶対挑戦するな!普通に死ぬぞ…って!
カラスは昔から不吉の象徴と言われ、朝のカラス鳴きが悪いと、どこぞで死人が出るなどと嫌われたものです。
しかし古くは「神さまの使者」と考えられ、世界じゅうの神話や伝説に登場します。
時代が下るにつれ、「不吉や死、墓場の象徴」「魔女の使い」などのイメージでとらえられるようになったようです。
現代では、カラスと聞くと「ゴミをあさって、散らかす」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。
たしかにカラスは鳴き声も良くないし、見てくれも黒装束で不気味ではあります。
農家にとっては畑の作物を荒らすし、近年の都市部では市中の街路樹などに営巣し、通る人を襲ったりします。
また市中の繁華街をネグラにすることも多く、群れで集まるため糞の害もでます。
下を通る人にも被害が及び、被害にあった人は憤慨することになります。
ところでわたしは、子供の頃カラスを飼った経験があります。
幼鳥をひと月も飼うと、人に良く慣れて、鳥かごなんかいらなくなります。
夜になると屋根のてっぺんで寝るようになり朝になると降りてきて餌をねだります。
夏の暑い日には、たらいに水を入れておくと、よく水浴びをしたものです。
わたしは格好よく肩に乗せて歩きたかったのですが、カラスは高いところが好きらしく、頭に上るものだから重くて、子供の頃のわたしは頭がグラグラして困ったものです。
飼ってよく観察すると、カラスはとても頭が良く、色だって真っ黒ではありません。ディープな群青色をしてとても綺麗です。
そんなカラスですが、比較的天敵も少ないためか、この頃は増えすぎて、日本中至る所で悪さをして皆さん困っているようです。
そこでこの害鳥を退治したいとの対策として、そんなに一杯いるなら「食ってしまいましょう!」と言うことでしょうか?
食うのはいいけど生食には絶対挑戦するなとか!
専門家は、刺身で食べたら、不通に死ぬぞ!って警告してるんでしょ!?
そんなヤバい食い方を「偏見」は「差別」を生みます!「世界敬和」のために食べましょう!って。
わたしに言わせたら「正気の沙汰じゃないです!東京新聞!」
ダメでしょ!こんなヤバい食い方を記事にして大衆を煽っちゃ!
東京新聞よう、お前さんも世間の強烈な批判風に当たって、死んじゃいますよ~てんだ!
そんなでたらめコラムを以下に紹介します。
お暇な方は寄って行ってくださいませ。
【突撃イバラキ】カラス肉の生食文化 究極のジビエに挑戦
2023年3月7日 07時50分
「カラスの刺し身を食べに来ませんか?」
取材で知り合った男性から誘われ、のけ反った。
県内の一部地域に伝わる食文化とのことだが、水戸支局在勤四年目にして初めて聞いた。
ジビエ(野生鳥獣肉)料理は嫌いでないし、実はカラスも焼き鳥ならぬ「焼き烏(からす)」なら試したことはあるのだが、生食となると話は別。悩んだ末、「やめた方がいいんじゃないか…」と心配する上司をよそに、好奇心が勝って行ってみることにした。さて、お味の方は−。(宮尾幹成)
カラス料理愛好家の集いに交ぜてもらったのは二月中ごろ。
今季の県内の狩猟期間(昨年十一月十五日〜二月十五日)が終わるギリギリのタイミングだ。
こちらが新聞記者なので、男性は「ゲテモノを食べていると眉をひそめる人もいるので、あまり詳しく書かれてしまうと…」と心配している。
具体的な場所や参加者の個人名を伏せるのを条件に、記事にすることを認めてもらった。「ひたちなか市の某所」とだけ記しておく。
ひたちなかは、隣の那珂市や東海村と合わせて国内シェアの九割を誇る干しいもの産地。男性いわく、この辺りのカラスは捨てられたサツマイモの皮をエサにしており、その肉は「スイートポテトのような味」なのだとか。
半信半疑のまま、男性が運転する車で会場のお宅へ向かう。
道中、昨年亡くなった石原慎太郎さんを思い出した。
東京都知事時代に都内のカラス撲滅に取り組み、「カラスのミートパイを東京名物に」と宣言していたが、あれはかけ声倒れに終わったのだろうか。
ビールに合う
大きないろりのある部屋に到着。
カラスの剥製が飾ってある。十数人で車座に着席した。
男性は「カラスを食べると声が良くなる。マリア・カラスのように」などと軽口をたたいている。
この家のご主人が食前にふるまってくれたマツブサという薬草のお茶が、滋味たっぷりでうまい。
モモ肉はニンニクじょうゆで下味を付け、いろりの火でじっくり焼く。極めて硬いが、かめばかむほどうま味が出てくる=ひたちなか市で
この日、カラス狩猟歴四十年というご主人が用意してくれたのは、ハシブトガラスとハシボソガラスの二種類、計十三羽。まずは串に刺したモモ肉を、いろりの灰に立てていく。
焼き上がりを待つ間に、ムネ肉の刺し身(しょうゆ漬け)が出てきた。
一羽で数十グラムしか取れない希少部位。レバーを思わせる、かなり濃い赤身だ。
まずは一切れ。柔らかい。味や食感は馬肉や鯨肉の刺し身に近いか。スイートポテトとは違う気がするが、確かに臭みは全然ない。
続けて二切れほどいただく。「さっぱりしていて食べやすい」と、他の初参加者の箸も進んでいた。
ムネ肉の刺し身。しょうゆ漬けでいただく。
驚くほど柔らかく、臭みもほとんどない=ひたちなか市で
一方、炭火で時間をかけて焼いたモモ肉は筋肉質で非常に硬い。
とはいえ、ニンニクを利かせた味付けが絶妙で、けもの臭さも皆無。
ビーフジャーキーのような食べ物だと思えばいける。
「ビールに合いそうだね」との声も上がった。
常連さんの一人が「カラスを食べた後は、しばらくカラスが寄り付かなくなる」と、何やら物騒なことを話している。
念のため、帰宅してすぐにシャワーを浴び、着ていたものは全て洗濯機にぶち込んだ。
心配だったおなかの具合は、翌日まで何ともなかった。
世界平和に
後日、カラス肉の扱いについて県の担当部署に確認しておいた。
カラス肉を調達する方法は、免許が必要な「狩猟」と、わななどを用いる「有害鳥獣駆除」の二通り。
環境政策課によると、県内の捕獲数はともに年四千羽前後で推移している。
基本的には、煮て食おうが焼いて食おうが自由とのこと。
だが生食については、生活衛生課の担当者から「食中毒のリスクはかなりある。
禁止されているわけではないが、控えてほしい」とくぎを刺された。
カラス料理研究家・塚原直樹さんが著した「本当に美味(おい)しいカラス料理の本」(SPP出版)という本も手に取ってみた(元都知事が推していたミートパイのレシピも載っている)。
カラス肉は高タンパク、低脂肪、かつ鉄分やタウリンも豊富でヘルシーな食材だと太鼓判を押しつつ、やはり「生食は絶対にやめましょう」と書いてある…。
そうは言っても、カラスの刺し身は想像以上に魅力的だった。
牛肉のユッケや「とりわさ」のように商業ベースに載せるのはハードルが高いだろうが、この貴重な食文化がゲテモノ扱いされたまま先細ってしまうのはあまりにも惜しい。
他では味わえないごちそうを存分に堪能した日、別の常連さんが力説していた。
「食べ物への偏見は差別につながる。偏見をなくすことが世界平和につながるんです」思わず膝を打った。
こういうところにも差別や偏見を持ち込むところが超左巻き「東京新聞」らしい。

