近頃便利なワンタッチTV録画機能。
HDDに溜め込んだシネマ、さっぱり観ないので、最初のほうからドンドン消えてしまってる哀しい現象が生じているのでした。
一つぐらいは観てみようか?と、思いたったのが、昨夜丑三つ時。
やたら目が冴えて…
洋画の字幕はこのところ面倒くさい…と言うよりアタマの巡りが遅いので読めません。
読み終わらんうちに画面が変わる…
で、他の安直邦画はないかいな?トットットト…と巡っていたら
いつだったか一度映画館で観た。と、ずっと前のかすかな記憶。
「明日の記憶」っていうやつが出てきて
そういやワタシの古い友人も近年、アルツで悲しくなりつつあるを思い出して
思わず再生を試みてしまったのでした。
この映画、一度観たはずですが、新鮮場面も数多く、ワタシもすでに始まってんな…
とか思いつつ
渡辺謙主役の佐伯がアルツハイマー発症から最愛の妻の顔を忘れてしまうまでの数年間の
夫婦のあまりにも壮絶な哀しい物語でした。
最初の場面。異変を感じ、夫婦で訪ねた病院の医師にテストされるところ。
「さくら・でんしゃ・ねこ」と問いかけ「これ覚えておいてくださいね」と、病院の専門医。
何個かの簡単な算数のテストの後、医師はおもむろに問う。
「さっきの3つのものは何でしたか?…」
渡辺謙扮するところの佐伯、予想通りの展開、さっぱり思い出せず…と
あれま?大変です!ワタシも思いだせない…
ウワッハッハッ!ど忘れした~~!
笑ってる場合じゃないですよ、スワッ!ワタシもアルツか!?汗 汗。
医師の設問はまだまだ続きます。
「ハンカチ・コイン・腕時計・ペン・名刺」と並べ覆いをかける。またいくつか質問の後。
これも思った通り
「この下には何がありますか?…」と。
「……」ここでスラスラ答えたらドラマ終了です。
予想通りの展開。
佐伯選手の顔面次第に歪んで、しどろもどろ。
焦ってもさっぱり答えが出てきません。
ここから佐伯夫婦の苦しくも切ない人生の始まりです。
ここだけの話、内緒ですが、実はワタシもあのセンセの問いかけを大分しくじってしまったのでした。
算数の計算問題などはチンプンカンプンのまま画面が変わり…
下手をしたら、佐伯よりかワタシのほうが重症かもしれません。
フン、ど忘れは誰にでも起こるわい…暗算が苦手なだけじゃん…
えぇ、あんなもんすぐ忘れたっていいです。
朝飯何を食ったか覚えていればいいです。
あれ?…朝飯食ったか?
ワタシも佐伯と一緒にセンセを怒鳴りつける!
こんな審査受け入れられません。動転しているのです。
でも佐伯と違うのは
一日経って今頃思い出しましたよワタシは…さくら・電車・ねこ…だら?
さて、それはさておき。
ワタシにとって「明日の記憶」つうタイトルがとっても怪しいです。
記憶というものは、過去の記録でしょが?
未来の明日にくっついているのがどうにも解せません。
ホントは「昨日の記憶」が正しいのでは?
さっきのことをすぐ忘れてしまうのを強調したいのなら「さっきの記憶」がいいぞ?
ん?「ちょっと前の記憶」がいいか!?
なんてワタシのスカスカ脳細胞がさわさわ動き出し、どうやら今夜も眠れそうもありません。
こんな明後日のことを考えてしまうワタシの場合
「明後日の記憶」がいいかも知れませんね。
今日11月3日は旗日、DSの作業は休みます。えぇ忘れちゃったわけではありません。