エゴノネコアシ

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エゴノキの枝先にヒトデのような人でなしがいっぱいついた。

木の先のできものだから不気味だが紛れなくヒトデナシだ。

海のヒトデではない。

この不気味なものはなんだ!?

困ったときの答はネット徘徊するとすぐ出てくる。

この頃は、村の長老を尋ねなくても、百科事典をめくらなくてもすぐ出てくる。

画像つきだから間違いはない。

長老宅へゆくには片道30分も掛かり、

お茶やら愚痴やら昔の自慢ばなしのリバイバルに2時間は付き合わねばならぬが

インターネとはそういう無駄は一切ない。

また重い百科辞典を取り出す暇もいらない。

セッカチな現代人にはぴったりで、人との接点が希薄になるから

隣の独居ジジやババが死んでも何年も気づかないのがうなずける。

さて、エゴノキの不気味なヒトデ無しである。

何でも虫コブといい、特にエゴのやつはエゴノネコアシとか云うそうな。

なるほど見ようによっては、ネコの足にもなすりつけられる格好をしている。

原因はアブラムシが新芽の先に卵を産み、

7月頃になると成虫がこの「足先」から出て来るというおぞましい物体だ。

そしてどっかへ引っ越すのだそうな。

すでに7月だ、そぞろ出てくるのか?

もう出てしまったか?

出たらどこへゆくのか?

まさか大事な次郎柿じゃあるまいな?

ワタシの熟した脳細胞に、留めどなくハテナマークが乱舞して、もう昼寝もおちおち出来ません。

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