「特許を取ったんだが、売れ始めたらあっちこちでまねされた」
ワタシにはさほど興味がない代物だが、剣山と称すものを指さし窯元が云った。
「どれくらい売れてるん?」ワタシが聞くと
大口ではなんでも、大手のビール工場だかが工場見学のお土産に使ってるらしい。

登り窯のほかにガス窯がある。湯飲みなら400個一遍に焼けるという。
数ヶ月おきに3000個単位で注文が来ると云うから
こんなこまいものを作る方だって煩わしいモンだが
飯の種には、こんなものもつくらならんと、と笑った。
「剣山ちゅうもんは、とんがってるモンだとおもったが、これは凹んでるなぁ~どんな特徴があるん?」
ワタシの質問に
「ほそ~い花も生けれるし、水の吸い上げがよろしいがな。それと水が腐らない」
「なるほど、アイデイアでんな。」水が腐るかどうかは、はてな?であるが
セラミックは周りの与太を吸ってくれると云うから、幾らかは効き目があるのだろう?