うちのニューハーフ猫の「フレッツ」は大股開きの無防備で寝ている。

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台風一過、南から押し上げられた高温多湿の空気が充満している。

風が幾らか入るからエアコン無しでいるが

室温31℃、湿度70%で、年寄りには熱射死するに十分な環境である。

TVでは遠野の姥捨てのむごたらしい話をやって、コメンテーターが身を震わすが、少しも涼しくならんね。

家人と末子がいつの間にか「フレッツ」などと、とげとげしい名前で呼んでいるケムジャラシは

この蒸し暑いのに、いつもの大股開きで昼寝を決め込んでいる。

オイラは汗だくでラーメンをすすっているのであるが、コヤツはこんな毛だるまなのに涼しい顔だ。

なして?

ネコは、犬みたいにハァハァもないし、鼻に汗もかかない。

水も大して飲んでいる風もない。きっと熱中症なんかとは無縁だね。

だけど、いくら毛むくじゃらでも、こんな大股開きは不用心じゃないかえ?

「おいおい股を閉じろ」おなかを足でぐりぐりやると、さすがに薄目をあけるがニャンともなりません。

こんな無防備は、もしかしたらあんた、ニューハーフになっちゃったせいかもね?

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