鳥は大空を飛ぶために出来るだけ食を慎ましくする。
ところが・・・
永田町の鳩は、親の与える餌を喰い過ぎてついに飛べなくなり、
よろよろと蹴躓いて「普天間」というパンドラの箱を開けてしまった。
それが、命取りになった。
それでも、一つでかしたことは、悪代官の面に糞をかけて
「あんたも臭いから此処はひとまず身を引きまひょ」と
「普天間」では何故か沈黙で知らんぷりの悪代官を道連れにしたこと。
悪代官が臭いのは、実は糞ではなく腐った金なのであるが、
そうとは云えぬつらさ、への字顔で身を引いた。
悪代官とは汚沢(小沢)のことである。
次に登場したのが管。にやけた顔を必死にこらえ颯爽と躍り出る。
だけどもこいつは、いつぞや回り過ぎる口が滑ってお手つき。
マタタビ姿のお遍路で永田町の冷笑を買った実に軽い男なのである。
軽い男でも、否、軽いからこその「悪代官殿は、しばらく静かにしていなされ!」の一括が効いた。
子分は憤慨し、悪代官に首根っこを押さえつけられてきた小心小雀たちは
一瞬ゾ~~ッと凍り付いたのであるが、
しばらく間を置いて我に返り「よく言ってくれた」と溜飲を飲む。
こうなったらもうどうにも止まらない。
悪代官一派の総崩れ、ある者は管に取り込まれ、ある者は親分の元に留まるもその数90。
代官屋敷の落城も最早時間の問題なのであるが、
子分の前で必死に右手を振りかざし息まく。
「9月の陣で復活するのだ!」ホントは公開処刑が怖いだけである。
こうして永田町はやっと落ち着きを取り戻しつつあるが、
鳩の次が管で、続けて読むと「キュウカンチョウ」だ。
そうすると管もやっぱり鳥族なのだった。
鳥は大空高く飛ぶために出来るだけ食を慎む』まっこと喰いすぎることなかれ!
えっ!?九官鳥は一日中止まり木で「飛びません」ってか?
まっ、どうでも良いが、苦労してやっとつかんだ総理のイスである。
飛ばなくても良いから軽口を謹んで、決して止まり木から落ちませぬように
わたしもひたすら祈ってあげまする。
お遍路の時の気持ちを決して忘れることなかれ。
合掌。