吉野家の納豆定食は、ワタシの日曜の朝の定番である。
朝10時までのタイムセール中に店に来るお客のオーダーも割と多い人気のメニューの納豆定食。
その食べ方には人によって様々な違いがありますよねえ。
ワタシは、卵を落とし込んで、薬味も辛子もタレも何もかもぶち込んでかき混ぜ、ご飯にかけてからのりでくるんで食う。
それが真っ当で合理的な食い方であると幼いころから信じている。
ところがある客は、卵はご飯に、納豆はと見れば、発泡スチロールの中でかき混ぜ一口づつ口に入れている。
この食い方は、純粋に納豆をたしなむ食い方であるが、口の中がねばってよろしくないし、納豆のにおいがきつすぎるのだ。
ワタシはやったことがないからこれは想像である。
ある客は、ご飯を食い終わった後でおもむろにかき混ぜ、納豆だけをすすっている。
「はは~~んこの御仁にとって納豆はデザートなんだな」さっぱりしない食い方である。
まっ、どんな風に食ってもその御仁の勝手。腹に入れば同じなのであるが・・・
特に信じられないのは、発泡スチロールの中でかき混ぜること。
あれって、なんか発泡スチロールの毒性が溶け出すような気がしないかい?納豆のねばねばで・・・
そこら中で使われている容器の発泡スチロールが、ねばねばぐらいでそんなことはないと頭では分かっているのだが、妙に気になる。
だからワタシは、かたくなに卵の器に移してから存分にかき混ぜる。
ワタシの食い方が正当かどうかは分からないからNさんに話したら「ゲッ!納豆!?あんなものワタシは食いません!あんな豆が腐ったもの。だって糸引いているじゃな~い。しかも尋常な臭いじゃないよ~」と気色ばんで笑う。
「な~るほど、糸引いてるわな。ふふふ」ワタシも妙に感心するのであるが、あの納豆のうまさを理解できんとはかわいそうな御仁である。
ちなみにNさんは、出雲の出身で、あちらでは納豆を食うお方がほとんどいないらしい。
西の方のお方に納豆嫌いが多いのは、気候のせいで食物がすぐ腐り、腐ったものは糸を引くイメージが強いのであろうか?
こんどはこっちが気になってくる。