在所から林檎が届いた。母が送ってくれた。
信州はたてしな五輪久保の林檎である。
品種はフジ、芯に密がたまって甘酸っぱいこの林檎がワタシは好きである。
この林檎は母の同級生の林檎園のもので、私がまだ小学校へあがる前に
村にあるただ一台のトラックに乗って、でこぼこ道を揺られて行った記憶がある。
曲がりくねった道の周りの丘陵は、
すべて林檎畑でたわわな林檎もいいが、花の頃もいい。
故郷は遠くなってしまいなかなかいけないが
来春は林檎の花見としゃれ込むのもいいな・・・
届いたばかりの林檎の箱を見て、ふとそんなことを考えている。