たばこの値上げがささやかれていますが、実は昔、ワタシはヘビースモーカーだったんです。
晴れて喫煙できる成人式の帰りに、ピースをくわえオマワリに職質され震えたのは若い頃の笑える話しです。
そいでもって、しばらくして、吸い始めた缶ピースを止めたら、急に本数が増えてセブンスターが一日2箱。
すっかりヘビースモーカーに成っていて、車の灰皿は夕方には閉まらなくなり、左手の人差し指と中指は真黄黄、歯の裏マックロでした。
たばこが嫌いな叔母には「全くよく吸うねぇ~」と罵られる始末。
そんなワタシが、たばこを止めようと一大決心したのは、新婚当時の女房殿の青筋でした。
たばこは食欲を抑えるというのはホントですね。
女房殿のこさえた朝食が全く食えない。
作ったばかりで湯気が立つような朝食が、目の前でゴミ箱へ「どさどさ」を、3日もやられれば、幾ら鈍感なワタシでも「こりゃなんとかせんといかんな」つうわけで
それからのワタシは、あの手この手で何度禁煙したことか!
「いや~手持ちぶたさでねぇ~、つきあいタバコは営業にも必要でね、でへへへ」
苦しい言い訳。禁煙つうのはホント難しいものです。
そんなゲンキンなワタシが禁煙に成功したのは「今後、30年間吸い続けたら一体幾ら煙にしてしまうんだろう?」と計算したこと。
当時セブンスター1箱200円の時代でした。一日400円×365日×30年=438万と出た数字に唖然!
「ぎょえ~!!ベ、ベンツが買えるで~!」
30年も前の話ですが、未だに禁煙が成功しているところを見ると効果絶大であったようです。
が、不思議なものです。
こうしてめでたくも禁煙に成功したのにベンツはおろか、三河ベンツとて今だに買えないのはどういう訳?
たばこは止めたが、結局は438万円、煙のように消えてしまったということです。
止めてしまったタバコの怨念かも知れません。