今朝はハイキングコースを2時間ばかり歩いた。林間のコースである。
時間が早いため人は少ない。空気が澄んで気持ちがよい朝である。
そのコースにも倒木があちこちに見られた。この間の台風の傷跡である。
が倒木はほとんどが檜であった。
檜や杉は根張りが浅いと聞いていたが、なるほどひっくり返った底を見ると本当に浅い。
こんなに浅ければ強風には耐えられぬ。斜面ならば土砂崩れを起こすであろう。
子供の頃ナラやクヌギは根張りが深いと聞いたことがある。
地上に伸びた木の高さより深く根を張るそうだ。
ワタシの在所ではナラ沢とか栗沢とかの地名が残っているが。
沢崩れを防ぐ為にナラや栗を植えた先人の智慧の名残である。
それが金になる木ということで全国津々浦々杉や檜をこぞって植えた。
ナラやクヌギや、栗などの林をを切って沢山植えた。
しかも植えた杉は挿し木苗だった。挿し木苗は大量生産が安直ではあるが、実生苗と違い主根がない。
主根がなければ根張りが浅くなる。
今年もずいぶん土砂災害のニュースが流れた。
もしナラや、クヌギや栗の林や沢が切られて杉を植えた後の土砂災害ならば、
自然災害のように見えて実は、人災ともいえるのである。