サル14日、東山動物園から4mの宙を飛んで脱走したニホンザルは
19日、あっけなく罠にかかりめでたくもご用となった。
温室育ちでは、やっぱりたくましくは生きられぬようで、空腹ですっかり憔悴していたという。
笑える話しだが、山中には柿があったが柿は嫌いであった。
好物は食パンで嫌いな柿では生きられぬと悟ったか、罠の食パンに手を出した。
彼は塀の中の安穏が懐かしかった。
罠にかかったのはきっとサルの浅智慧ではない。安穏を選んだのである。
ホントかどうかは分かりませんが・・・
しかしながら、自由とはまさに厳しいのである。
自由とは、荒海に小舟で乗り出すようなものだ。
どこにあるのか分からない陸地を求め、水を求め、食をもとめ、必至で船をこぐようなものだ。
無事に目的地に達する者も居れば途中で遭難する者もでる。
中にはあきらめて海に飛び込む者もいる。
自由!
素晴らしい響きを持った言葉であるが、現実はかくも厳しいのです!
東山動物園のサルがそれを証明している。