近頃は津々浦々、たんぼ道まで舗装が施されているが
ここの遊歩道は地べたがむき出しの場所がある。
そこを歩くと実に爽快な気分になる。
足の裏からは大地の弾力を感じる。
大地のいのちを感じる。
ワタシはけっして昔の田舎道の郷愁に浸っているわけではない。
ここを歩くと本当に何か命がみなぎっているような気がするのだ。
たぶんそれは、土が生きているからであろう。
桜の根元には草が生え、木々は生き生きと呼吸する。
草木が発するオゾンのトンネルである。だから空気が美味い。
きっと春になれば、すばらしい桜が咲くだろう。
根元をアスファルトに覆われた桜より生き生きとした花が咲くだろう。
だから、来春はここで花見だ。