秋の日のビヨロンのため息の身に染みて・・・
なんて詩がありましたが、朝夕は幾らか涼しくなりました。
窓を明けて寝たら風邪でも引きそうな陽気です。
実りの秋、食欲の秋、読書の秋とか云いますが
ワタシはあまり好きな季節ではありません。
花粉にこっぴどくやられ、まったくひどいですが、春のほうが好きなのは
5月生まれが影響しているせいばかりではありません。
草木が芽吹き、小鳥がさえずり子育てに勤しみ何もかもが成長に向かう季節と
収穫が終われば、後は枯れ野のススキ、冬が近いせいかもしれません。
ワタシは寒いのは大嫌いです。温暖化万歳の性分です。
我が家の鈴虫は、一時の耳がツン裂けそうな勢いは影を潜め
中にはすでに死に絶えた飼育箱もあり、時折聞こえるか細き調べは
火事場で拾ったノコギリのごときすり切れ音。ただただ哀れ。
が、やがて厳しい冬を迎え春になれば
あの鈴虫の寒々とした飼育箱に、新しいいのちがおびただしく誕生するのです。
いのち、このかけがえのないもの
輪廻の神秘と不思議。春が好きです。