久々に吉野家で「納豆朝定食を」と出かけたが、いつもの席がふさがっている。
さてどこに座るか?が問題である。
入り口に背を向けないのは、ゴルゴ13の愛読者の心理。
右端は壁で全席が見渡せる。あそこは私の席なのである。
「おい、そこどけよ!」なんていえないところがゴルゴと違い凄みの無いところ。
まっ、席ごときで逡巡することはなかろう。
たかが朝定ではないか。
頼んだらすぐに出てくる吉野家で、席取りにうろうろしたんじゃ様にならん。
で、いつもの席の一つ置いたところに陣取った。
水を持ってきたのはいつものオネェではない。
チョイト見のきれいどころ。
ちょっとよい予感がする。
「ご注文は?」声までいつものオネェよりきれいな気がして
「う~~ん、ハムエッグ!」などと、ついハイカラな食い物を口走ってしまった。
口走ってしまったものは「食うしかないじゃ~ないか!」
食い終わったとき
(あれ?しょうがのツマを取るのを忘れてたな)と、気付いたが、あとのオツマミ。
しょうがない。今更しょうがない。取らなかったものはしょうがない。
目の前にあるんだがしょうがない。
どうも、いつもの席でないと、どっかが狂うようである。
何時もは冷静なわたしがドジったのは
けっしてきれいなオネェのせいじゃありませんよ。