戦争、オイルライン封鎖、関税、その中心にトランプがいる。
恫喝と欺瞞、征服欲と物欲が重なり合って彼の心を支配している。
彼に敵対しているのが習近平である。彼もまた権力欲と物欲の塊である。
BRICSを立ち上げ、米国のドル支配に対抗して、人民元をもって世界を支配しようと企む。
露宇戦争、イラン戦争の根っこは、トランプがドル支配を脅かす習近平をけん制するものに他ならない。
だってロシアは、すでに人民元決済を受け入れているし、イランだってそうだ。
トランプにしてみれば、ドルをないがしろにする習近平は絶対に許せないのだ。
そして世界は、どちらの陣営に与した方が賢明かをかたずを飲んで見守っている。否、それしか道は存在しないのである。
ただし、戦後80年間、米国に支配され続けているわが日本は、トランプ以外に選択肢はない。
もし変なそぶりを見せ、トランプの逆鱗に触れることにでもなれば、日本経済の明日は無いだろう。
だからトランプによって中東からの石油が閉ざされても、批判は言うに及ばず、お隣のロシアからのエネルギーだって調達できない。
ただひたすら嵐が過ぎ去るのじっと待つ以外にはない、情けないがこれが我が日本の姿なのである。
だからトランプが結構な無体をしても、我が首相は、指摘も批判も許されず、抱き付き外交でおべっかを言いしのぐほかない。
それをみっともないと批判する右傾ユーチューバーや政治評論家は多いが、それじゃあんたがやってみろと言いたい。
アメリカに占領され植民地になっている以上、あれしか方法が無いではないか!
またくぐりを臆面もなくやった高石首相の心中いずこなりや?
さて昨今、世界はナショナリズムが台頭し、ネコも杓子も自国ファーストとか言い出したが、しかしである。
本質的なグローバリズムから逃れる方法はない。
だってどこの国も、自国だけで成立しない世界に変貌しているからである。
日本を見れば、エネルギーから食料まで輸入にたよるしかない。江戸時代には戻れない。
輸出が止まればすぐに干上がってしまう。
よって幾らナショナリズムを唱えようと、グローバリズムからは絶対に逃れられない。
人、モノ、金が国境を越えて全てを金が支配する、非人道的な無慈悲なシステムは健在である。
仕掛け人は国際金融資本、相変わらず巨大な力を有し、経済界は元より政治をも支配している。
否応なくこのシステムに取り込まれた昨今、人は神の子である尊厳と使命を忘れ、猫も杓子も金に翻弄されている。
そういう意味では強者も弱者も同じである。
企業は株主優先で、労働者は利益を生むための道具として扱われる。
したがって企業は、正社員を減らし、すぐ切れる非正規社員を多く採用する。
結果、日本では、2000年には 約1,273万人程度であった非正規雇用は、2025年時点で約 2,128 万人(1.6倍以上に増加)に膨れ上がった。
これで少子化を嘆いても始まらない。政府、企業が率先して少子化を増長させる政策をとっているからである。
金が人をないがしろにする阿修羅の世界、それが現代なのである。
こんなときわたしは、GLAを創設した故高橋信次師を思い出してしまう。
師は世界に正法が流布される時”魔が競い立つ”と言われた。

講演をする高橋信次師
現代は法灯が消えて久しく、人生は刹那的であり金がすべてである。
あらゆる場所で、金の亡者たちが競い立つ時代。
そんな時代だからこそ、”人間の原点”に立ち返るべきではないか!?
そもそも、人とは一体何だろうか?
人は一体何のために生まれてくるのだろう?
そして何のために生きるのだろう?
この問いに、GLAの始祖高橋信次師は著書「心の原点」で答えている。
人がこの世に生まれてくる理由は、世界にユートピアを築かんがため。そして自らの魂を”深化成長させる”ことを目的とする、と。
だからこそ人は、魂の所以に遡ることが求められる。
人は誰も、裸で生まれ裸で死んでゆく存在なのである。
いくら金があっても、死んで持っていけるものはこの世に何一つとしてない。
財産や地位、名誉などに執着が一つでもあれば一直線に地獄の底に沈んでしまう。
そう考えると、企業の使命も自ずから違ってくる。
企業の使命は、わたしたちがこの世を渡ってゆくための手段でしかない。
労使は同じ時代を生きる同志であり、従業員をコストと考える現在の思考からは遠いところにある。
師はGLAの始祖であるが、巷で言ういかがわしい教祖などという存在では語れない。
わたしが知る限り、師は20世紀最大の霊能者であったと断言できる。
ゼウスや仏陀、イエスと同じように…
信次師は、電子機器を扱う技術者であり経営者であった。取得特許は400を数えるトップエンジニアでもある。
40歳のとき神の啓示により心眼を開いた。
GLAを創設し、私財を投げ打って日本国中で講演を続け法を説いた。1970年代のことである。
初めての講演で「私は8年間法を説き、この世を去ります」と述べ、予言通り48歳で帰天した。
師は幼少の頃より霊力があり、人を占うと、およそ外れたことはなかったと言う。
心眼を開いてから、弟子とともに過去世の言葉で語り合った。
この時の実験ビデオが今でも多数現存している。
わたしが師を推すのは、なにも著書や講演テープによってばかりではない。
心の窓を開いた師の弟子の中に、わたしの従妹がいたからである。
従妹は普通の商家の娘でありながら、15000年ぐらい前の過去世から、10転生程を、その当時の言葉で語った。その後、日本語で通訳した。
アトランティス、インカ、古代エジプト、エーゲ文明時代、イスラエル、シリア、チベット、中国等々、過去世が入れ替わる都度、瞬時に言葉が変わった。
このように過去世を思い出した弟子が数百人いたと言う。
仏教ではこのようになった人をアラハンと言い、漢字では阿羅漢と書く。
こんなことを言うといかがわしく聞こえるだろうが、このことにいちゃもんをつけた人をわたしは知らない。
ビデオや録音テープに記録があるから研究する材料は沢山ある。
だから、言語学者も疑いようがないからではないかと思っている。
この当時のDVDやCDは「GLA関西」で取り扱いがある。
※「GLA関西」は高橋信次師の講演記録をもとに教義している組織で、信次師を継承する「GLA総合本部」とは別組織です。
この実験(GLAでは現象という)は、人は魂存在であり、輪廻転生している事実を証明するものとして行われた。
しかし現代人は、科学で証明できないものはおよそ信じないらしい。科学者はこういうものには近寄らない。
「人が魂存在?魂消たことを言うな!」と、せせら笑う。
けれど信次師が言われるには、現代科学など、金属に施したメッキのように薄っぺらなものであると言う。
もっとも、わたしの従妹も最初は信じられなかったらしい。
従妹は東京八丁堀で料理屋を営む3人姉妹の真ん中である。
家業は長女が継いだが、従妹は時々手伝いに行っていた。
その店を接待に使っていたのが高橋信次師であった。
信次師はなぜか商売の話より「神理」の話が多かったと言う。
”しんり”は、真理が一般的であるが、信次師は神理と言っていた。
ある時輪廻転生の話になって「人は誰も、心が浄化され心の曇りが晴れれば、過去世を思い出すことができる」と言うものだから「センセ、そんなこと私は信じられない。もし私がそうなったら信じますけど…」と笑いながら言うと、氏は「そうですか、ではやってみましょう」と言って、従妹の前で手をかざすと、心の窓が開かれてしまったのだと言う。
ちなみに従妹の姉妹3人ともそうなった。
従妹には子供がなく大きな悩みであったが、心の窓が開いて、甥がかつての自分の子供だったことを知り救われた、と後日わたしに語った。
なお、従妹がチベット時代、中国の天台山へ上る旅の途中で、世話になったお婆さんが姑であるとも語った。
人は生まれる前に、親子、兄弟などの約束をして生まれて来るそうです。
全ては縁によって生ずると言う事らしい。
このことを考えると、このごろは離婚する方が多いが、あの世に帰ってから後悔することになると言う。
この次は「もうあなたとは夫婦になりません」と断られるらしい。
ともあれ現代は、夜明け前の一番暗い時代だが、やがて”神理”が広まるにつれ魔が去り、人は人としての尊厳を取り戻して金の呪縛から解き放たれる。
その時世界は燦々と輝く、とは云え、あと数百年は要するだろう。
まるで遠い先の話で、しかも、悟りなどとはほど遠いところにいるわたしだが、そんな世界を夢見つつ今は亡き従妹をなつかしく思いだして、高橋信次師著の「心の原点」を読み返している。
今日の一句

油価高騰破れし傘に梅雨深く